シングルマザーは貯金と投資どちらを優先するべき?初心者向けにわかりやすく解説

シングルマザー、貯金と投資

資産を作る方法として、投資が世間一般にも知られるようになりました。

ですが、「シングルマザーだけど投資を始めていいの?」「貯金を優先するべきでは?」と、悩んでいる人も多いかもしれません。

我が家でも、子育てをしながら投資と貯金のバランスをどうするか考える時期がありました。

そこで今回は、シングルマザーやひとり親が貯金と投資どちらを優先するべきか、初心者向けにわかりやすく解説します。

もくじ

貯金と投資の違い

貯金と投資は、自分の人生をどちらも金銭面で豊かにするものですが、以下の違いがあります。

種類運用益リスク
投資約2%~8%あり
貯金約0.2%~0.5%なし

今どきの定期預金の金利は0.2%~0.5%程度で、預けてもごくわずかしか増えません。

一方で投資なら、NISAのつみたて投資枠で20年運用すると2%~8%の収益が出ると言われています。
※参考:金融庁

投資で自分のお金が増えるなら、貯金するより断然いいですよね。

しかし、投資は元本割れ(入金した金額よりも減ってしまうこと)のリスクがあるのも事実。

リスクを避けるため、

・将来のための資金を作るなら投資
・数年後に使うなら貯金

というように、投資と貯金を使い分けましょう。

シングルマザーの平均貯金額はどのくらい?

ここで気になるのが、他のシングルマザーの貯金額です。

厚生労働省の「令和3年度全国ひとり親世帯等調査」によると、母子世帯の貯蓄状況は以下のとおりです。

預貯金額割合
50万円未満39.8%
50~100万円未満9.6%
100~200万円未満11.5%
200~300万円未満5.8%
300~400万円未満5.0%
参考:厚生労働省 令和3年度全国ひとり親世帯等調査結果

貯金がないシングルマザーは多いので、「私だけじゃないんだ」と感じる人もいるかもしれません。

ただ、何かあったときの備えとして、少しずつでも貯金を始めていきましょう。

投資を始める前にやっておくべき3つのこと

投資を始める前に、以下の3つを確認してください。

①生活防衛資金を貯める

まずは、生活を守るための最低限のお金を用意しましょう。

一般的には、生活費の3ヶ月~6ヶ月分の貯金があると良いと言われています。

シングルマザーは、子どもの急な病気や家電の故障など、突発的な出費が発生しやすいです。

投資は銀行口座に貯金するのと異なり、現金化するまでに数日かかります。

急な出費に慌てないよう、手持ちのすべてを投資に回すことは避け、生活防衛資金を貯めておきましょう。

②借金がある人は返済を優先する

借金がある人は、投資より先に返済を優先しましょう。

投資の収益(年2%~8%)よりも、借金の利息(年10%以上)の方が高い場合がほとんどです。

借金を抱えたまま投資を始めると、お金が増えるどころか減ってしまう可能性があります。

③児童扶養手当などの制度を活用する

シングルマザーが使える制度はたくさんあります。

大切なお金を守るため、まずは様々な制度について、自分が対象にならないか確認してみてください。

シングルマザーやひとり親が対象になる主な制度は、以下のものがあります。

シングルマザーが使える制度の例
  • 児童扶養手当
  • ひとり親家庭等医療費助成
  • 就学援助制度
  • 住宅手当(自治体による)
  • 高校生等奨学給付金

これらの制度を使うことで、家計に余裕が生まれ、投資や貯金に回せるお金が増えます。

投資と貯蓄の使い分け方法

投資と貯蓄はそれぞれ特徴やメリットが異なります。

でも、「結局どっちをやればいいの?」という方も多いはず。

そんな方のため、投資と貯蓄の具体的な使い分け方法を紹介します。

長期的に資産を作るなら投資がおすすめ

将来のため長期的に資産を作りたいなら、投資がおすすめです。

具体的には以下のような目的の場合、投資を始めることを検討しましょう。

・幼稚園に通う子どもの大学資金を貯めたい
・自分の老後資金を貯めたい

投資にはリスクがありますが、長期間に分散して少額ずつ貯めることでリスクを軽減できます。

新NISAなら運用した収益にかかる税金が一定額まで免除されるので、うまく活用してくださいね。

ちなみに、新NISAとiDeCoのどちらがいいか迷っている人は、こちらの記事も参考にしてみてください。

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数年以内に使うお金は貯金しておく

数年以内に使うまとまったお金の予定があるなら、貯金で用意しましょう。

具体的には、以下のような場合です。

・2~3年以内に大型家電を買い替えたい
・5年以内に子供が受験を控えている

短期間の投資はハイリスクになりやすく、タイミングによっては損する可能性があります。

直近で使う予定がある人や、お子さんが数年後に受験を控えている人は、投資は避け貯金がおすすめです。

シングルマザーが投資を始めるときの注意点

シングルマザーが投資を始めるときは、以下の点に注意してください。

無理のない金額から始める

投資は、月1,000円程度から始められます。

「将来のために少しでも多く!」と無理をすると、家計が圧迫され続かなくなる可能性も。

私も最初は投資のことが全くわからず怖かったので、毎月5,000円から始めて、慣れてきたら少しずつ増やしました。

怪しい投資話には注意する

「絶対儲かる」などとうたう投資話には注意してください。

投資詐欺の被害に遭う人は、シングルマザーに限らず増えています。

投資を始めるなら、銀行や証券会社など信頼できるところを利用しましょう。

ハイリスクな投資は要注意

投資にはいろいろな種類がありますが、FXや先物取引、ハイレバレッジ(少ない資金で大きな金額を動かす取引)はリスクが高いため、初心者の方には向いていません。

短期間で大きく稼げる可能性もありますが、その分、一気に資産を失ってしまう危険もあります。

シングルマザーが投資を始めるなら、新NISAでコツコツ積み立てる方法が安心です。

毎月決まった金額を長期間積み立てることで、リスクを抑えながら資産を増やしていけます。

「早く増やしたい」という気持ちはあるかもしれませんが、無理のない範囲で、長く続けられる投資を選んでみてくださいね。

貯金と投資のバランスを見つけよう

シングルマザーやひとり親にとって、貯金と投資はどちらも大切です。

今回の記事の重要な点を3つにまとめると以下のとおり。

・将来の資産を用意するなら投資、数年後に使う予定があるなら貯金
・投資を始める前に、生活防衛資金を貯める
無理のない金額から少しずつ始める

ご自身の状況に合わせて、どちらが良いか考えてみてくださいね。

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