高校無償化を実際に手続きした方法 期限や申し込み忘れに注意

2026年度より制度が拡充され、所得制限無しで実質的にすべての方が高校無償化の対象となっています。

ただし、高校に入学しただけでは自動的に無料にはならず、自分で申請する必要があります。

私の場合も子供が公立高校に入学したので、高校無償化の手続きをしました。

手続きはスマホだけで完了したので、思った以上に簡単でした。ただ、申請期限が限られるため、後回しにしないように早めに手続きするようにしてください。

この記事では、高校無償化の手続方法や、実際やってみて注意するべきだと思った点を紹介します。

もくじ

高校授業料は所得制限なしで無償化に

公立高校では2026年度より所得制限が撤廃され、全世帯を対象に年額11万8,800円を上限として授業料の支援を受けられます。

私立高校に関しても2026年度からは所得制限が完全に撤廃され、支給上限額が私立高校の全国平均授業料水準である年額45万7,200円に引き上げられています。

これにより、公立・私立を問わず、すべての世帯で高校の授業料が実質無償化されました。

ただし、高校に入学したからと言っても、授業料が自動的に無料になるわけではありません。

入学後に手続きをして、支給対象と認められた場合、授業料の支援が開始されます。

高校無償化の申請方法と手順

高校無償化について、正しくは「高等学校等就学支援金」といいます。

ここでは実際に私が手続きした、高等学校等就学支援金の申請手順を紹介します。

この申請方法は私の体験談です。お住いの地域により手続き方法が異なる可能性があるので、ご自身が手続きする際は、学校や申請窓口の説明を必ずご確認ください。

子供が持ち帰った申請書類を用意する

学校から子供に配布される、申請資料を用意します。

子供が学校から持ち帰る書類が必要となるため、「うちの子が学校でもらったプリントを出さない!」というご家庭では、この時期だけはしつこく声をかける必要があります。(我が家もそうです)

なお、4月から授業料の支援を受けるためには、申請期限が限られます。

我が家が通っている高校の場合は、4月14日に配布され、期限が4月20日まででした。

申請期間がかなり短いため、お子さんが出さなくて期限が遅れると、支援を受けるのが遅れる可能性があります。

そのため、この時期だけはお子さんにしっかりと声掛けしたほうが良いと思います。

e-Shienにログインする

配布されたプリントの案内に従い、スマートフォンで手続きします。

我が家が通っている高校では、「e-Shien」というサイトで手続きをしました。

プリントに書かれているログインIDとパスワードを入力し、ログインします。

公立高校ではほとんどの場合e-Shienで手続きするそうですが、私立高校の場合はちがう方法で手続きする場合もあるそうです。

意向登録をする

画像元:e-Shien

e-Shienの画面の指示に従い、最初に意向登録をします。

「高等学校等就学支援金の支給を受けたいので、受給資格の認定を申請します。」を選択し、「入力内容確認」→「本内容で登録する」を選択すれば完了です。

必要事項を入力する

画像元:e-Shien

意向登録をした後、「続けて受給資格認定申請を行う」を選択し、必要事項の入力に移ります。

お子さんの名前や生年月日、国籍、学校情報などを入力します。

在留資格や永住権などの質問欄がありますが、日本国籍を選択した人は、入力しなくて良いそうです。

最後に、「申請完了」と出て、受付番号が表示されれば完了です。

審査結果が届く

申請が完了したら、6月下旬ごろ申請結果が通知されます。

(現在4月なので、現時点ではまだ申請結果が来ていません。)

「申請してから結果が出るまでの間、授業料はどうなるの?」と不安に思うかもしれませんが、多くの場合、結果が出るまで授業料の支払いを保留してもらえるため、4月から支払いが発生するわけではありません。

ただし学校によって対応が異なる場合があるため、入学時に学校に確認しておくと安心です。

高校無償化の申請の注意点

高校無償化の申請に関して、注意が必要と思う点を紹介します。

授業料以外のお金は支払う必要がある

高校の授業料は実質的にすべての世帯が対象になりましたが、授業料以外のお金はかかります。

具体的には制服代、修学旅行代、教科書代、教材費などです。

参考として、我が家の場合は高校入学時に、すべての必要費用を合わせて20万円程度かかりました。

公立高校で20万円ですから、私立高校だとさらにまとまったお金が必要になるかと思われます。

さらに見落としがちなお金だと、 入学祝いのスマホの端末買い替え代、自転車通学なら自転車代なども、ご家庭によってはかかるかもしれません。

高校無償化だからといって、お金を全く用意しなくてもいいわけではないため、ある程度の用意は必要です。

なお、授業料以外のお金の支援については、「高校生等奨学給付金」という制度があります。

制度名内容
高等学校等就学支援金・高校の授業料を支援する制度
・高校無償化と呼ばれている
高校生等奨学給付金・授業料以外のお金を支援する制度
・所得が基準より少ない人が対象
・対象なら最大143,700円の給付を受けられる

高校無償化制度である高等学校等就学支援金と、名前が似ているため混同しないよう注意してください。

高校生等奨学給付金は、所得が基準より少ない方が、最大143,700円の給付を受けられる制度です。

気になる方は、こちらも調べてみてください。

手続きを忘れると授業料を支払わなくてはいけない

高等学校等就学支援金の手続きを忘れてしまうと、授業料を支払う必要があります。

参考として、全日制の公立高校の場合、授業料は全国一律で月額9,900円(年額11万8,800円)です。

万が一手続きが遅れると、申請した時点からしか支援を受けられません。

何度も解説してますが、4月から授業料の支援を受けるための申請期間はかなり短いです。

忘れないように、十分注意しましょう。

高校無償化の手続きに関するよくある質問

母子家庭なら高校無償化なの?

母子家庭かどうかに関わらず、2026年度からは所得制限なしですべての世帯が対象です。母子家庭の方も、申請手続きをすれば高校の授業料が実質無償になります。

高校無償化の手続きはいつするの

高校入学後の4月に、学校から案内が配布されます。案内が届いたら、期限内に速やかに手続きするようにしてください。

審査結果はいつわかる?

申請後、6月下旬ごろに結果が通知されます。結果が出るまでの間は、多くの場合授業料の支払いを保留してもらえるため、すぐにお金が必要になるわけではありません。ただし、学校によって対応が異なるため、入学時に確認しておくと安心です。

申請を忘れたらどうなる?

申請を忘れると、授業料を支払う必要があります。申請した時点からしか支援を受けられないため、案内が届いたら早めに手続きするようにしてください。

高校無償化 子どもの声掛けは早めにしよう

高校無償化の手続き自体は、スマホで完結するので思ったより簡単です。

ただ、申請期間がかなり短いため、子どもへの声掛けだけは早めにしておくことをおすすめします。

「言わなかったら出さない」は、我が家だけではないと思います。案内が届いたら、早めに声をかけておきましょう。

手続きさえすれば、公立高校の授業料は実質無償になります。せっかくの制度なので、忘れずに活用してください。

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